5泊7日のパリ旅行記(第2回)

5泊7日のパリ旅行記

(第2回)【印象派の総本山へ】

快晴! 今日はオルセー美術館に行きます。

ホテルからバスでまずコンコルド広場へ。

広場から歩いて美術館へ向かいます。

コンコルド広場はパリの中心的な位置にある大きな広場。

マリーアントワネットが処刑されたところです。

近くには高い建物もなくパリの街を360度見渡せます。

コンコルド広場

ずーっと向こうに凱旋門。

パリは東西を横断するようにセーヌ川が流れ、

セーヌ川の北を(セーヌ川)右岸、

南を(セーヌ川)左岸といって区別します。

だいたいこんな感じ

セーヌ川

パリの大きさは山手線内と同じくらいだそうです。

実はそう大きな街ではないため、スポットからスポットへ

散策しながら歩くのも楽しいです。

コンコルド広場から徒歩10分、

セーヌ川を渡ってすぐの左岸がオルセー美術館です

オルセー美術館

オルセー駅の駅舎をいかした建築が有名です(1986年開館)。

駅時代の大きな時計が名物の一つ。入館料は16ユーロ~。

オルセー美術館②

19世紀の印象派やアールヌーヴォーの

絵画や美術作品を展示しています。

ルノアールとかドガとかモネとかゴッホとか。 

世界中の人がパリにあこがれたベル・エポックの時代です。

荷物検査を受けた後スマホのチケットを提示して館内へ。

ぱあっと視野が開けて、駅のホームだった吹き抜けの空間が縦に伸び、

そこかしこに彫刻が展示されています。

彫刻

吹き抜けの右側左側それぞれに絵画の展示室があります。

これが地上階(0階)。展示は2階、5階へと続きます。

※3~4階はアールヌーヴォーの家具などが展示されていますが、

ガイド本や館のパンフレットでも館内表示までもハブられています。

有名な作品も多いので、さほど美術に興味がなくても楽しめます。

常時4000点を展示。

1点10秒で見ても約11時間かかります。

1階の有名どころ(マネ)

マネ

2階には人気のフランソワ・ポンポンのシロクマ

フランソワ・ポンポンのシロクマ

ようやく5階に行き着くと、

美術の教科書で見たことのあるような絵が次から次へと!

5階が展示のメインのようです。

有名どころ(ルノアール、ゴッホ、セザンヌ)

ルノアール
ゴッホ
セザンヌ

すべての絵は撮影OK。

これは今回訪れた他の美術館も同様でした。

後で知りましたが、時間に限りのある観光では

まずは5階に上がって有名どころを堪能した後、

2階→地上階で、残りの時間を使うのがセオリーらしいです。 

楽しいですが、一度に鑑賞できる絵には限度があると思い知りました。

印象派のラスボスにふさわしいボリュームと質。

目が回ってます。頭から絵があふれそうです。

大賑わいのカフェ越しに見る大時計の文字盤(5階)。

大時計

一時ネットで話題になった、

ボナールの「ボニャール」もありました。

(伸びをしているように見えるネコの絵)

ボナールの「ボニャール」

夕食はホテル近くのレストラン。

鴨のコンフィ、オニオングラタンスープ、牛肉のタルタル

鴨のコンフィ、オニオングラタンスープ、牛肉のタルタル

今回の旅行で安くて渋めの赤ワインが大好きになりました。

さすがパリというべきか、

カフェやレストランの店員(ギャルソン)は

長身イケメン率が高いです。物腰も皆スマート。

食事は20時ごろでしたが、まだ日は暮れません。

夏のパリは日照時間が長く、日が暮れるのは22時ごろとのこと。

毎日20~21時ごろまでうろうろしましたが、

旅行中一度もパリの夜を見ることができませんでした。

一番暗かったのがこれくらい

夏のパリ

また明日。お休みなさい。

次回はパリから出て「絢爛豪華の極み」へ。

MH