5泊7日のパリ旅行記(第1回)
どこもかしこもでかいし広い
8月の頭に5泊7日でパリに旅行しました。初めてのパリです。
観光スポットや美術館をかたっぱしから回りました。
せっかくなので、何回かに分けて旅行の見聞を書いてみたいと思います。
羽田空港を朝8時50分出発、
約14時間かかってシャルル・ド・ゴール空港に到着しました。
時差は7時間なのでまだ夕方です。外は明るいけれど日本なら23時過ぎ。
バスでパリ市内へ(約1時間)。
飛行機の疲れもあり、今日はホテルに直行して終了します。
パリのあちこちにあるスーパーマーケット「MONOPRIX(モノプリ)」で、
総菜と赤ワインを買って夕食にしました(約20ユーロ)。

1ユーロは180円くらい。日本より何もかも高いです。
もっとも世界的に見ると日本が安すぎるのかもしれません。
ちなみに、パリの建物は1階が0階で2階を1階として数えます。
慣れないとまごつきます。

ホテルのエレベーターの階数表示。
翌日は快晴。朝6時からさっそく行動開始。
バスに乗ってエッフェル塔をめざします。
「フランスではあいさつが大事」とガイド本にあり、
スーパーに入るときは守衛さんに、バスに乗るとき運転手にも、
ボンジュー(こんにちは)、ボンソワ(こんばんは)は欠かしません。
パリといえば、誰もが真っ先に思い浮かべるであろうエッフェル塔。
営業開始(9時)前のせいか観光客はまだ少なめです。
高さは330m、東京タワーと変わりませんが、
周辺に高い建物がないせいかものすごく大きく感じます。

1889年にパリ万博の目玉として
エッフェルさんの設計でつくられました。
全体の色は明るいブラウン、シックでおしゃれです。
広大な緑地公園の中にあります。あちこちから見上げたり写真を撮ったり。
どこからどう見ても絵になります。
ボキャブラリーがついてきません。ふと気づくと口があいたままでした。
ああ本当にパリに来たんだなー。すげーなー。
塔に上るには料金が必要です(上りませんでした)。
※ちなみに入場料は14.2~35.3ユーロ(階段かエレベーターかなどで異なる)。シャンパン付きもあるよ!さすがパリ。
早くもパリに当てられていますが、続いて凱旋門です。
パリには4つの凱旋門があり、たぶんいちばん有名なエトワール凱旋門へ。
12本の通りが放射状に伸びる広場の真ん中に、ドンと建っています。
ナポレオンの戦争の大勝利を記念したもので1836年に完成しました。

高さは約50m、はいでかいです。全部石なので重そうで存在感がすごいです。
またしばらく口があいたままでした。
ただ、エッフェル塔のようなおしゃれオーラはないです。
おそろしく急で長いらせん階段をぐるぐる上って目を回した後、
屋上からパリの街を一望できます(22ユーロ)。


凱旋門から東へ伸びるシャンゼリゼ通りを散歩。
幅70mで一直線に2㎞、世界一有名な並木道。
石畳の歩道も広々(車道も石畳)、マロニエの並木がすてきです。
ハイブランドのショップが軒をつらねますが、
午前中であまり店は開いておらず、観光客も少なめでのんびりムードです。
その後、パリの発祥の地というシテ島(セーヌ川の中洲)へ。
ステンドグラスで有名なサント・シャペル、
ゴシック建築の代表格ノートルダム寺院などを回りました。


今日訪れた観光スポットはどこもでかくて広くて、歴史があって、
もう頭もおなかもいっぱいです。
わびさびなど入る余地はありません。
すっかりパリに打ちのめされた1日でした。
夜は地元でも人気という大衆食堂ブイヨン・シャルティエへ。
鴨のコンフィと牛肉の赤ワイン煮、ビールとワインを何杯か飲んで約34ユーロ。
パリだとめちゃ安い感じです。ごちそうさまでした。

とりとめのない内容ですが、これで本日は終了。おやすみなさい。
次回は「印象派の総本山」。
MH